ONE STOP STUDIO NEWS最新情報
ワンストップスタジオでは、クロマキーでのバーチャルプロダクションを展開しており、
クロマキー合成もリアルタイムとなります。
今回はトレーニングジムのようなCG背景を用意し、
グリーンカーペットをサイコロに巻き付け、
あたかもCG内のベンチに座っているよう、撮影を行いました。
バーチャルで難しくなってくるのはライティングです。
CG背景ではスポットライトを多用した設計でしたが、
クロマキー合成をする上ではムラの多いライティングだと、
肝心のキーイングが粗くなってしまいます。
そこで今回は全体的に当てる照明と、人物にスポットで当たる照明に分け、
世界観を崩すことなく、キーイングを実践しています。
ライティングに関してはスタジオの幅や演者の動きに左右されるため、
現場での微調整が頻繁にあります。そのため、照明スタッフとの連携が必要です。
加えて、カメラワークも求められますが、
今回はゲームコントローラーを活用したカメラ固定式の撮影手法だったため、
撮影スタッフがコントローラーを握り、カメラワークに専念することで、
実際のカメラを動かすことなく、多視点の演出を実現させています。