スチールのスタジオ利用

撮影2日目はスチールと映像の本番になります。
スチールはProfoto Pro10とヘッドプラスを3台5灯使用し、
エリンクロームのオクタもメガブームに取り付け、
白ホリゾントでの撮影となりました。

いつも日本人スタッフで行っているライティングと同じ部分もありました。
今回は海外クルーの意向の元、やや特殊な小道具を使用するなど、
文化の違いもさることながら、同じ機材を使っていても、
撮影の手順や手法、動かし方に至るまでそれぞれのルールがあるものだと、
気づかされた一日でした。

さて、今回のスチール撮影は化粧品の世界的なメーカーの撮影だったため、
いろいろな人種を撮影する必要があるようでした。
現地でのコーディネーターや通訳スタッフによって、
欧州・アジア各国を巡り、どの現場でも機材を揃える必要がありました。

そのため、世界標準とされているProfotoのPro10や、ARRIの照明をはじめ、
クオリティにムラがないよう、海外とのやり取りを踏まえて、
ワンストップスタジオで準備を進めていった次第です。